オハナ会とは

名前に込めた想い

 OHANA とは、ハワイ語で「家族」を意味する言葉です。これは、いわゆる血縁のみをさす言葉ではなく、精神的に支え合う、お互いに助け合うことを厭わない親しい友人や仲間、心を共にする共同体…など、分かち合いを大切にする心の絆をさしている言葉です。

 薬物依存問題は、家族だけで背負うには荷が重すぎる問題です。私たちは、それを分かち合い、共に支え合って乗り越えていくために活動をしています。

メンバーよりメッセージ

 私たちは小さな家族の会を作りました。今はまだ、北信から南信までの遠い地域の人たちが月一回集まるだけのささやかなものです。

 でも、そこに集まる人たちはそれぞれの経験を正直に分かち合うことで、つらいことを乗り越える勇気と友情をもらっています。私自身、今まで話すことがどんなに大切か知らずに来たのですが、今、心の奥底の思いを語り、人の話にも耳を傾けることが、自分の生きる力になっていることを体験しています。

 人の家族は30年も40年も、もしかしたら70年も続きます。家族をする、というのは実は大変なことです。でもそこから、大切なことを学べます。一緒に、解決を探していきませんか?

定例会

毎月に1回、薬物依存問題を抱える家族があつまり、相談や情報共有を行う場「定例会」を開催しています。

相談や感情の分かち合いから、依存症についての学習やプログラムを行います。

一人で抱え込まず、同じ境遇の誰かに話を聞いてもらう、体験談を聞く、それだけで救われることがあります。どんな小さな一歩でも、誰かとともに踏み出すことで変わることがあります。ぜひご参加ください。

定例会について詳しくはこちら

相談

随時行っています。お電話にてご連絡ください。

<長野県精神保健福祉センター>
受付時間 / 8:30~17:15

026-266-0280

その他の活動

研修会

随時開催しています。

体験談の発表

行政機関(保護観察所、精神保健福祉センター)の研修等で発表、分かち合いを行っています。